栃木建築社

〈マメ知識〉最近よく聞くAIって?

  • Staff blog
〈マメ知識〉最近よく聞くAIって?

こんにちは!
システムデザイナーの伊藤です。

最近本当によく耳にするようになった、人工知能=「AI」。
皆さんも既にご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。

AIスピーカーなどカタチのあるものから、ショッピングサイトや検索サイトなどのカタチのないものまで、
実に多くのAIが既に私たちの社会に溶け込んでいます。

よく「将来AIに仕事を奪われる」なんてお話もよく聞く話になってきましたが、
果たして本当にそんな未来が来るのでしょうか?
一体AIって何ができるのでしょうか?

ここで少し例え話をしたいと思います。

・・・

あなたはリンゴ屋さんを営んでおり、検品係が1人、箱詰め係が1人います。

検品係はリンゴを1つずつ検品し、傷がないか、大きさは整っているかを検品します。
箱詰め係は、箱作りをし、検品係がチェックし終わったリンゴを丁寧に箱詰めしていきます。

検品係が1日で検品できるリンゴの数が1,000個。
箱詰め係が1日で、箱作りから箱詰めまでできる数もちょうど1,000個。

二人で1日に納品できるリンゴの数は1,000個でした。

ある日、あなたはもっと売上を上げるため、検品用AIを導入しました。
するとどうでしょう!
検品係が1日に1,000個しか検品できなかったリンゴを、
AIは10倍の10,000個も検品出来てしまうではないですか!

さて、AIの1/10しか仕事ができない検品係は解雇されてしまうのでしょうか…

かしこいあなたはそんな事はしませんでした。
検品係には「箱作り係」として手伝いをしてもらい、箱詰め係と二人で2,000個のリンゴを納品できるようにしたんです。
それでもあと8,000個も箱詰めしなければ間に合いません。
あなたは更に2人の「箱作り係」と、4人の箱詰め係を雇いました。
効率良く役割分担を行い、8人体制で1日に10,000個のリンゴの納品ができるリンゴ屋さんにしたのでした。

・・・

いかがだったでしょうか!
かなりオーバーな例え話ではありましたが、
一概に「AIに職を奪われる」未来ばかりではなさそうです。

AIが当たり前のように身近にある未来が、もうすぐそこまで来ています。
AIを使ってどのように暮らしや仕事が豊かになっていくのか、とても楽しみですね!