〈暮らしの知識〉桜前線
- Staff blog
こんにちは。
管理部の小原です。
先日、朝のテレビ番組を見ていたら、東京が桜の「開花宣言」となったニュースが流れていました。
「桜」と聞くと、「日本の春」を感じますね。
この時期になると、「今年はいつ頃桜が咲くのかな?」と気になって、
「開花宣言」とか「開花予想」「桜前線」という言葉に反応したり、検索してみたりしてしまいます。
日本各地の桜の開花日を線で結んでいくと、天気図の前線のような線になることから桜前線と呼ばれているそうです。
よく「桜前線が北上」というフレーズを耳にしますが、
各地の開花予想から「桜前線」を時系列に追っていくと、日本列島を南から北へと桜の開花が進んでいくから「北上していく」って表現しているんですね。
栃木県はいつ頃桜が咲くのかな~
と検索していたら、
「桜前線って気象庁が発表しているものではない」?!
梅雨前線とか寒冷前線という言葉と似ていて、
桜前線といえば気象庁が発表するものと思っていたのですが、
実はちょっと違う?!?!
気象庁では「桜前線」という用語は使わず、「さくらの開花日の等期日線」というそうです。
生き物の様子を観測する「生物年季観測」を毎年行って、気候や季節などの推移を把握しているのですが、
「桜」もそのひとつとなっています。
明治末から各地の気象台で開始され、戦後発表されるようになってから
メディアなどで「桜前線」と呼ばれるようになり、定着していったようです。
ちなみに、
2021年から「生物年季観測」の対象が大幅に縮小され、ウメ、サクラ、アジサイ、ススキ、イチョウ、カエデの6種類に限定となったそうです。
栃木県の桜の見頃は、3月下旬~4月初旬でしょうか(^^♪
「春」は、卒業や入学などの「節目」の時期であったり、
新しい生活のスタートとなる時期でもありますね。
栃木建築社にも、社会人1年生となる新しい仲間が増えます!
明るく笑顔が素敵なスタッフが増えるので、
今からワクワク楽しみです。
こちらのスタッフブログにも登場すると思いますので、
皆様もお楽しみに♪♪♪