《暮らしの知識》お風呂の語源
- Staff blog
こんにちは。
経理課の小原です。
日の入りがどんどん早くなり、朝晩の気温がぐっと下がってきてました。
いよいよ冬がやってきますね。
寒くなってくると、
ふとんのぬくぬくとした温かさから抜け出せず、ついつい潜りこんでしまったり、
お風呂に入ってしっとりと汗をかくまで、つい長湯してしまったりしてしまいます。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
明後日11月26日は「いい風呂の日」
そう聞くだけで、
温かいお風呂に入って、ふわーっとした湯気の中で温まりたくなってしまいます♨
この「風呂」という言葉の語源について、いくつか説があるようです。
昔の日本のお風呂は、
自然の石穴や窯、岩屋に蒸気を充満させて、体の汚れをふやかし、こすりだした後で体を湯で流す、という蒸し風呂形式のものだったと言われているそうです。
今でいうサウナのようですね。
その石穴や岩屋のことを指す「室」という言葉が「ふろ(風呂)」に変化したという説、
茶道で使用する「風炉」というものが、
湯を沸かす以外に火を入れて暖をとるという使い方もあって、
沸かした湯の蒸気を利用した蒸し風呂を連想させて、
「風炉」とよばれたものがのちに「風呂」になった、
という説があるそうです。
お風呂に入って体を温めることで、
血管が広がり、血行が良くなって新陳代謝が活発になると、
身体のリラックス、体を修復しようとする副交感神経の働きが優位になるそうです。
お風呂でほーっとした温かく幸せな時間を感じるのは、
このためかもしれませんね。
このようなお風呂効果を得ながら、
これからやってくる寒さを乗り切っていきましょう♨