【住宅検討中の方必見】なぜ今平屋が人気なの?平屋の5つの魅力と注意点
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平屋と言えば一般的に定年退職された年配のご夫婦がのんびり暮らしているイメージがありましたが、
最近では若者や子育て世代の間で人気が出ているのをご存知でしょうか?
その理由として、これまでの古風で野暮ったいという平屋のイメージが、
現代的でスタイリッシュなデザインの建物という意識に変わりつつあり、若い子育て世代の間で平屋に憧れを持つ方が増えています。
では、平屋の何がそんなに魅力的なのでしょうか?まずはそんな平屋の魅力を探ってみましょう!
⬛ 魅力1:生活導線がシンプルでスムーズ
生活動線の中で最も大変なのが階段の昇り降りですが、
平屋は階段がないことで洗濯、掃除機、荷物の出し入れなど家事を効率よく済ますことができるので時間を有効的に使えます。
実際、マンションから戸建てに住み替えた方の多くが感じるデメリットは「階段の昇り降りが大変…」ということ。
子育て世代であれば子供を抱っこしながら1日数十回は昇り降りすることになるので「マンションは楽だった…」と感じている方が多いのが事実です。
その点、平屋は1フロアで生活でできるので生活動線がとてもシンプルで、マンションのようにスムーズに動くことができます。
⬛ 魅力2:家族とのコミュニケーションがとりやすい
住宅設計で問題になりがちなのが、家族とコミュニケーションを取りやすい空間が作れるかという点。
一般的には玄関からリビングを通らないと2階に上がれないようリビング階段にしたり、子供部屋をわざと狭くしてなるべくリビングで生活できるよう設計したりと、
様々な工夫を凝らさなくてはなりませんが、平屋だと必然的に子どもとコミュニケーションが取れる空間づくりができます。
家の出入り、子供部屋の出入りの際に必ず顔を合わせることになるので、いつ帰ってきて、いつ家を出ていったのか分からない…そんな事を防ぐこともできます。
たとえ子どもが部屋に引きこもっていても、同じフロアにいるのでそれなりに気配を感じることができるのもポイントです!
何よりも子どもが思春期になる前から、親とコミュニケーションを取る機会が多い暮らし方をすることで、お子さんの成長も変わってくるのではないでしょうか。
⬛ 魅力3:平屋は構造的に強い。
住宅そのものに高さがないため、平屋住宅の構造はとても強いのも特徴。
2階がないことで躯体(くたい:建物の構造体)が強いのは当然ですが、台風や地震などの災害の危険度も下がり、万が一火災などの場合も直ぐに逃げ出すことができます。
最新の住宅メーカーは災害対策、とりわけ耐震にはかなり力をいれてセールスポイントにしていますが、そもそも平屋は2階の重さがないため考え方がまったく異なります。
耐震性を考える時に重要なのは建物の重量ですが、重量が重いほど揺れが大きくなる分、平屋は重量が軽いために揺れを抑えることができます。
揺れが少なくなればなる分、構造上の木材のズレも少なくなり、小さなものだと壁紙が破れるなどの被害リスクも減り、メンテナンス面にも強くなるという効果があるのもポイントです。
⬛ 魅力4:建てた後のメンテナンス費用が安くすむ
戸建て住宅は必ず定期的にメンテナンスが必要です。
これは大手ハウスメーカーの一例ですが、家を建ててから30年以内に掛かるメンテナンス費用は数百万円が必要になる事もザラで、
メンテナンスを受けないと自宅の保証が受けられなくなるという仕組みが存在します。
外壁/屋根/バルコニー/建物部材/室内…などなど、これらを数年~10年単位で受けていくことになります。
平屋住宅の場合、構造体がシンプルなのでメンテナンス項目が少ない上に、メンテナンスを受ける際の足場を組む費用も抑えることができます。
平屋住宅は建てた後に高額なメンテナンス費用が掛かりにくいというのも特徴の1つと言えます。
⬛ 魅力5:階段なし!老後も安心のバリアフリーな家
終の棲家となる住宅は、高齢者になると階段を上るのがきつくなります。
場合によっては階段を上れなくなって2階をまったく使わない生活が待っているかもしれません。
その点、階段に上がらなくていい平屋住宅は全体バリアフリーにする事が可能なので高齢になっても安心して暮らすことができます。
子供が出て行った後もせっかくの2階スペースが無駄にならず、それでいて生活しやすい動線は確保できているというのもメリットのひとつです。
平屋に住みたいと考えてる方のほとんどが老後の生活を見越して選んでいるのも事実です。
平屋を検討する際に気をつけておきたいポイントもあります!
⬛ 気をつけたい事1:敷地に余裕が必要
せっかく平屋にしても、敷地ギリギリに建ててしまうと、日当たり・風通し・外とのつながりが損なわれてしまい、平屋のメリットが逆に消されてしまうことがあります。
リビングの窓をあけてもすぐ道路とか、すぐお隣さんの家というのは残念です。
周囲の環境を含めた土地探しが必要になるので、簡単に平屋!と決める前に土地と建物のプランを同時進行で考えていくのがおすすめです。
あくまでも適切な土地があっての平屋住宅、ということをしっかりと検討しておきましょう。
⬛ 気をつけたい事2:費用がかかりやすい
同じ床面積でも単純計算で平屋だと2階建てよりも、屋根の面積も基礎の面積も2倍になります。
例えば、建坪35坪の家を平屋と2階建てで比べた場合、平屋のほうが基礎部分の面積が広くなるため、工事に必要な費用も増えてしまい坪単価は上がってしまいます。
そこが平屋が費用がかかってしまいやすいといわれる要因のひとつです。
しかし、階段部分や廊下も減らすこともできますので、うまくやりくりする事で費用を抑えていきましょう!
⬛ 気をつけたい事3:風と光りを取り入れる工夫を
1階の家の面積が大きくなるということで、その広い家の中心部分には光が入ってこない設計になってしまう恐れがあります。
そして風が通り抜ける設計にも心がけないとうまく風を取り入れることができません。
その2店に十分に気をつけた設計プランが必要になります。
平屋には家族の”今”も”将来”にも実用的な魅力がたくさんあります!
気をつけておきたいポイントも踏まえて検討していきましょう!
栃木建築社ではスタイリッシュでおしゃれ、尚且つ実用的な平屋建築実例を多数ご紹介可能です!
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