栃木建築社

上棟式「棟札筆入りの儀」

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上棟式「棟札筆入りの儀」

こんにちは、髙木です。

先日参加した上棟式のご報告です。

上棟式は無事棟が上がったことを喜び、感謝、祈願する儀式です。
昨今では略式でされる方が多くなっています。最近では上棟式を執り行わない
場合もありますが、「記念になるからやりましょう」というご希望をいただいた場合に
執り行っています。
棟梁とお施主様が顔合わせとなることも多く、お施主様はじめ、関係者も
心に残るお式のひとつです。

こちらは「棟札筆入りの儀」と呼ばれるもの。
祭壇中央に飾る幣串(へいぐし)。幣串に付帯されている棟札に
お施主様と現場監督が筆で建築者・工匠・年月日などを記します。
この場面では、厳かな雰囲気の中で心を込めて筆を運ぶ
お施主様や監督の表情に、毎回見入ってしまいます。
幣串と棟札は家内安全、無災害を祈念するもので、式の終了と共に祭壇から下げ、
後に屋根裏に棟梁が納めます。お家の守り神ですね。

我が家でもずいぶん前になりますが、上棟式をしました。
幼かったわが子は、なんとなく記憶に残っていると言っていました。
S様の幼いお子様の目には、どう映ったのかな。。

改めまして、S様、上棟おめでとうございます!!