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不動産投資におけるDCRとは…

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不動産投資におけるDCRとは…

こんにちは小柴です。

本日は不動産投資におけるDCRについてお話したいと思います。

 

「 D C R 」とは、債務回収比率(Debt Coverage Ratio)のことで、不動産投資から得られる純収益が、

借入返済額に対してどの程度余裕があるかを見る指標となるもので、計算方法は下記のようになります。

 

DCR = NOI(営業純利益)÷ ADS(年間の借入返済額)

※NOIとは家賃収入から借入返済額以外の実際に出ていく経費を差し引いた営業純利益のことです。

 

不動産投資では1.2~1.3あれば問題ないと言われています。

 

では具体的に計算してみましょう。

【ある不動産投資の例】

NOI:410万円(家賃収入)-60万円(運営費・管理費・固定費)=350万円

借入返済額:210万円

DCR :350万円 ÷ 210万円 = 1.66 ⇒ この不動産投資は無理のない返済計画と言えます。

 

金融機関としては、DCRが「1.2」をクリアするかどうかが、融資の検討に入るボーダーラインであると

言われており、それを超える「1.3」「1.5」などであれば、融資の実行を決めやすいとされます。

なお、この基準は、金融機関ごとに異なります。