<暮らしの知恵>炬燵開き
- Staff blog
こんにちは!
真岡STUDIOの渡邊です。
二度目の緊急事態宣言にて、休日はどこへ出掛けることなく
家に引き籠ってます(笑)
家にいる時間が長いせいか、最近とても実感したことが
我が家の強烈な寒さです。鉄筋コンクリート構造5階の部屋に
引っ越したのですが、もうエアコンが効かない効かない・・
あまりに耐え切れず、狭い部屋にも関わらず、ファンヒーターを
買いに行くことに。これでようやく冬を凌げそうなのですが・・
エアコン等、様々な暖房機器のある今だからこそ快適に過ごせますが
江戸時代などは、もちろん今のような優秀な暖房器具もなく、かつ
建物も気密断熱などという言葉は皆無だった時代ですよね。
江戸時代中頃は、小氷期といわれるほど寒く、江戸では隅田川が
頻繁に凍っていたとか・・
そんな時代の暖房器具のメインは「火鉢」「囲炉裏」ですが
実は、こたつも有ります。こたつ自体は室町時代で既に登場
してますが、こたつの上に布団をかけて使う現代のような
こたつは、江戸時代中期より流行ったそうです。
また火鉢やこたつを出してもいい日は、武家で11月中旬頃から・・
町家で11月下旬頃からと日付け指定もあったようです。
このことを、「炬燵開き」といい、炬燵開きまでは一切
暖房器具を出してはいけないという決まりでした。
寒いと感じたら、いつでも暖をとれる今の時代に
感謝ですね!!