【家づくりとお金の話】月々の返済額から考える、無理なくマイホームを建てる秘訣とは
- Column
自分がいくらの家が建てられるかを知るには、
無理のない住宅ローンの借入額を知る必要があります。
では自分が買える家の上限金額は何で決まると思いますか?
それは
用意できる頭金(契約時に支払う手付金等を含む手持ちの現金など)と
金融機関から借りられる住宅ローンの上限金額です。
頭金とは本体価格のうち現金で支払う分のことです。
住宅ローンをたくさん借りただけ毎月の返済額は多くなりますので
無理のない返済をするためにもある程度の頭金は用意しておくとよいでしょう。
また住宅ローンは物件の担保価格や返済能力によって、借りられる金額の上限が決まります。
銀行によっても上限金額の基準は変わりますが
大きく影響するのは年収です。
年収が高いほど返済能力があるとみなされ借りられる金額も高くなります。
まずは頭金の金額を決めましょう!
ここで注意しておくのは
「自己資金全てを頭金にしてしまわない」ということです。
家の価格以外にも税金や住宅ローン手数料など「諸経費」がかかるからです。
今後の“もしも”のときのために自己資金をすべて使うのではなく、残しておくことも大切です。
続いて住宅ローンの金額です。
住宅を購入する際に、ほとんどの方が住宅ローンを利用しています。
皆さまも「月々どの位の金額までなら、返済していけるかなぁ」と考えた事はありますか?
そこで、まず知っておいてほしい事は、
『「借りられる金額」と、月々余裕を持って返していける「借りていい金額」は違う。』
という事です!!!
より良い生活を実現するために住宅を購入したはずなのに、
住宅ローンを借りすぎてしまい、返済のために生活が困窮ししまっては本末転倒ですよね。
そこで、大切になってくるのが住宅ローンの返済比率です。
返済比率とは、『年収に対する住宅ローンの年間返済額の占める割合』の事を言います。
下記の計算式に年収を当てはめて、返済比率を求める事ができます。
年間返済率(%)= 年間返済額 ÷ 年収 × 100
※この時の年収は、各種控除前の額面年収で計算してみましょう。
返済負担率は、25%~20%以内が無理のない水準といわれています。
理想は20%以内です!!
実際に、年収400万円の場合20%の返済比率だと、いくら借り入れが可能か計算すると…
(金利1.2%、返済期間35年ボーナス支払いなしでシミュレーションしています。)
20(%)= 804,000(年間返済額) ÷ 4,000,000 (額面年収)× 100
年収400万円の世帯ですと、無理のない借入金額は総額2,285万円、
年間で804,000円、月間では67,000円となります。
まずは皆さまも年収を当てはめて計算し、住宅ローンの無理のない借り入れをイメージをしてみましょう!
「これなら無理なく返せそう!」と、感じたあなたも注意が必要です!!
それは、お家を建てた後にかかる費用があるからです。
子どもの将来のことや、今後かかるメンテナンス費用、賃貸ではかからなかった固定資産税など、
住宅ローン以外にもかかる費用の事を見据えた上で「毎月返していける金額」を知ることが大切です。
そういった建てたあとにかかる費用のことも考えながら、
毎月返していける金額を決めていきましょう!
その金額を踏まえて建築計画を立てていく事が、無理なくマイホームを建てる秘訣です!
また、理想の借入額が算出出来なかった方も、あきらめないでください!
皆さまそれぞれに合わせた、商品や金融機関をおすすめ出来ますので、まずはご相談くださいね!
栃木建築社ではお客様の無理のない「毎月返していける金額」のご相談をいつでもお受けしています!
ぜひご相談に足を運んでみて下さい。
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