〈建築知識〉 ホルムアルデヒドを吸収・分解するピンクの下地材!?
- Staff blog
こんにちは!
工務部商品開発課の金子です。
本日は当社で標準仕様として取り扱っておりますハイクリンボードという石膏ボードにについてご紹介します。
「石膏ボード」という下地材になかなか馴染みのない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
石膏ボードとは住宅の壁や天井の下地として使われる壁紙を貼ったら見えなくなる下地材です。
石膏ボードの性能の主な特徴は防火性や遮音性があげられます。
当社で標準仕様として採用しておりますハイクリンボードという石膏ボードは一般的な性能に加え、ホルムアルデヒドを吸収・分解する特別な性能が付加されております。
つまり、人体に影響を与えるシックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドを吸収後、無害な物質に分解し、再放出もしないという商品です。
そもそも、当社が工事の際に使用している建材はF☆☆☆☆といわれるノンホルムアルデヒドのものとなります。
それならばホルムアルデヒドを吸収・分解する必要はないのではないかと思われるかもしれません。
しかし、ホルムアルデヒドが含まれているものは意外と世の中に出回っているのが現状です。
例えば一般的に売られている家具に使用されている接着剤や塗料などにもホルムアルデヒドが含まれているといわれています。
新しく家具を買いそろえる新築時にホルムアルデヒドが原因でシックハウス症候群が発症しないよう、また、大人よりも2倍ホルムアルデヒドを空気摂取しやすいといわれているお子様がいるご家庭でも安心して暮らして頂けるよう、見えなくなる下地材にもこだわりを持って選定させていただいております。