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〈不動産知識〉第二回 不動産投資信託について

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〈不動産知識〉第二回 不動産投資信託について

こんにちは、営業部の小柴です。

今回は「不動産投資信託」の仕組みについてお話します。

そもそも不動産は株式に比べると流動性が低く、取引価格も分かりにくい傾向にあります。

そこで不動産を法律に基づき「証券化」し、証券を市場で売買できるようにしたのが

「不動産投資信託(J-REIT)」です。

「J-REIT」は法律に基づき「不動産投資法人」が「投資証券」を発行し、不動産を運用します。

投資する投資家は、この投資証券を購入し、投資法人は預かった資金をもとに、不動産に投資し、

購入した物件の賃料収入や物件の売買で得られた収益を投資家に分配します。

「不動産投資法人」の決算が行われる際に投資家に対し支払われるお金を「分配金」といいます。

収益の90%超を分配するなどの一定の条件を満たせば、実質的に法人税がかからず、

「内部留保」もないので、収益がほぼそのまま分配金として支払われます。つまり「不動産投資法人」は、

一般の株式などに比べると、投資家に分配金を出しやすい金融商品といえます。