栃木建築社

<建築知識>屋根の形状

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<建築知識>屋根の形状

こんにちは

監理設計の柏嵜です。

今日は、屋根の形状について説明したいと思います。

 屋根形状には、いろいろな種類がたくさんありますが、その中でも代表的な4タイプについて

簡単に説明したいと思います。

切妻屋根・・・最もポピュラーなタイプの屋根です。勾配を大きく変える事により

       イメージが大きく変わります。

       小屋裏収納やロフトを設置しやすいです。

       ソーラーパネルを載せる面積も広く取れます。       

       雨どいは、左右への取付けとなります。

       妻側が道路側や北側に向く場合は斜線制限への注意が必要です。

寄棟屋根・・・この屋根もポピュラー屋根です。

       外壁の面積は少なくなります(高価な外壁仕上の時は有利です。)

       4方向が軒になる為、道路斜線や北側斜線で有利になります。

       小屋裏に収納を設けるのは厳しくなります。

       雨どいは、4方向に取付きます。

       ソーラーパネルは、載せる面積が少なくなります。            

片流れ屋根・・・住宅の屋根としては、近年ポピュラーな部類に躍進しました。

       ソーラーパネルは最も多く載せられるタイプです。

       雨どいは一方向のみの取付けとなります。

       外壁の面積が多くなります。       

       道路側や北側斜線の厳しい所では最頂部の向きに注意が必要となります。

方形屋根・・・寄棟の棟木が無いものが方形となります。

 当社では、デザイン性を特に重視した住宅を提案しており、緩勾配の片流れ屋根及びそれに

パラペットを組み合わせた建物が多くなっております。