〈建築知識〉 断熱における窓の重要性
- Staff blog
こんにちは!
工務部の金子です。
毎日毎日寒くて嫌になっちゃいますね。
我が家のアパートはあまり断熱性能が良くないのでエアコンを付けていても寒い箇所があります。
それは「窓」の前です。
一般住宅において熱の出入りが最も多いのは屋根や外壁よりも窓や玄関ドアなどの開口部だといわれています。
せっかくエアコンで部屋を暖かくしても窓から暖かさが逃げてしまうのです。
そこで最近の窓は性能が良くなるための仕組みがいくつかあるのですがその一部をご紹介したします。
【アルミ・樹脂複合サッシ】
サッシの室外側は耐久性に優れたアルミ素材で、
室内側は熱伝導率がアルミの約1/1000の樹脂素材で構成された良いとこ取りのサッシです。
【複層ガラス】
これは2枚のガラスと中空層で構成されるガラスです。
間に中空層(空気)を設けることで熱の伝わりを抑えられ断熱性能が発揮されます。
それにより室内側のガラスが冷えにくく、結露防止になります。最近は昔のようなガラス1枚で構成された単板ガラスはあまり出回っておりません。
【Low-E複層ガラス】
これは先程の複層ガラスの内部に特殊な金属膜(Low-E)を設けることで断熱性能を発揮しながら夏の日差しや室内のエアコンの温度を適度に遮熱してくれるガラスです。
【アルゴンガス入り複層ガラス】
これは先程のLow-E複層ガラスの中空層に空気よりも熱の伝わりを20~30%抑えるアルゴンガスを封入されいる高性能ガラス
いかがでしょうか?
栃木建築社ではお客様の快適な生活の為に上記の複合サッシにLow-Eとアルゴンガスを封入している複層ガラスを標準採用しております。
現在、窓の前に居ると体が冷える方はぜひモデルハウスにて当社の建物の暖かさを体感していただければと思います。