〈暮らしの知識〉日本の伝統行事、ひなまつり!
- Staff blog
こんにちは!
総務課の浅野です^^
今日は、みなさまご存知、ひな祭りです!
ひな祭りは、女の子の健やかな成長を願う行事で、桃の節句とも呼ばれます。
よく・・・
昔から「お雛様は早く片付けないと、ご縁や婚期が遅れる」なんて聞きますが・・・
お雛様はいつ頃飾って、いつ頃しまうのが良いのでしょうか???
調べてみると、
雛人形をだすのに適している日は、“大安・立春・雨水”なのだそうです。
大安は皆様もご存知のとおり、大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅という六曜の内の一つで、“大いに安し”という意味があり、何をするにもいい日とされています。
立春は節分の翌日(2月4日ごろ)で、節分で厄を払った直後なので縁起がよいと考えられているそうです。
雨水の日の“雨水”というのは2月19日前後から”啓蟄の日(けいちつのひ)”までの期間で、雪が雨に変わり春に向かっていく節目とされています。
その雨水の最初の日が“雨水の日”とされています。
このように、“大安・立春・雨水の日”のいずれかの日に雛人形をだすようにすると縁起がいいそうですが、
お雛様のためには「春の日差しの穏やかな晴れた日」を選んであげると良いそうです。
ちなみに、
ひな祭りの前日には雛人形を飾らない方がいいそうです。。
「一夜飾り」といって、前日に飾り付けをするお葬式を連想させることから、縁起のよくない飾り方だそうです。
では、片付ける時期は?
雛人形は、桃の節句が終わってからすぐに片付けるのがいいと聞きますが、
「お雛様は早く片付けないと、ご縁が遠くなるから」
ではなく、
・お雛様は厄災の身代わりなってくれるので、いつまでも置いておくのはよくない、せっかく代わってもらった厄災が戻ってきてしまうと考えらている
・お雛様の婚礼の様子を結婚の象徴と考え、早く片付けることで早く嫁ぐことを表現している
こんな意味があるから、すぐに片付ける方が良いそうです。
そして、お雛様のためにはカラッと晴れてお天気の良い乾燥した日を選ぶと良いそうです。
お雛様のためには、「天気」が重要なんですね。
また、お雛様を飾るときや片付けるときに手間取ってしまう場合は、写真を撮って残しておくと便利かもしれませんね。
日本の伝統的行事のひな祭り、いろいろな意味が込められていることを改めて知りました!
お子様の健やかな成長を願って、お雛様に見守ってもらいながら、
笑顔と元気が集まるようなお祝いをする習慣として引き継がれているんですね。